Team:Chiba/AHL Receiver Phase

From 2008.igem.org

(Difference between revisions)
(Conclusion)
(Experiment)
Line 45: Line 45:
[[Image:LuxI-sender Chiba.gif|left|]]<br clear=all>
[[Image:LuxI-sender Chiba.gif|left|]]<br clear=all>
-
[[Image:R-family-crosstalk-test Chiba.gif|frame|right|Fig.R family crosstalk test]]
+
 
*'''Receivers'''
*'''Receivers'''
**LuxR
**LuxR
Line 61: Line 61:
 +
===Method===
<br clear=all>
<br clear=all>

Revision as of 11:59, 29 October 2008

Chiba-U.gif

Home The Team The Project Parts Submitted to the Registry Reference Notebook Acknowledgements

Signal Molecule Receiver Phase

Quorum Sensing Crosstalk

Design

Table.1 LuxR family gene

異なる生物はそれぞれに異なるLuxRタイプのタンパク質を持ち、それぞれアシル鎖の長さ、あるいはC-3位の置換基が異なる種類のAHLに応答する。生物種によって異なるAHLと、それに応答するLuxRタイプのタンパク質は以下の表のよう。 Pseudomonas aeruginosa由来のRhlR,LasRも3OC6HSLを受け取ることがわかっている。

Fig. Comparison of the predicted Lux box. Data modified from M.RIVAS et.al. Biol Res 38: 283-297, (2005)

また、LuxR protein familyはLux boxという特定の配列を持ったプロモーター下にある遺伝子の発現を活性化する。 Lux boxも生物種によって配列が異なるが、ほとんど変わらない配列を持っているために違った生物種のLuxR protein familyであっても、AHLが存在下で遺伝子発現を活性化すると考えられる。


Experiment

LuxR protein familyを変えてクロストークさせる実験を行った。

AHL senderとしてVibrio fischeri由来のLuxIを常に発現させ、3OC6HSLを合成させる。

AHL ReceiverとしてLuxR protein familyを発現させるReceiver plasmidと,Lux promoter下にGFPを含むレポータープラスミドをダブルトランスフォーメーションさせた。

AHL senderによって合成されたAHLをAHL receiverが受取り、Lux promoter下のGFPが発現する。

蛍光強度を蛍光リーダーを使ってGFPの発現を計測し、遺伝子発現の活性を調べた。

使った遺伝子回路は以下の通りある。


LuxI-sender Chiba.gif

  • Receivers
    • LuxR

LuxR-p15A Chiba.gif

RhlR-p15A Chiba.gif

LasR-p15A Chiba.gif

CinR-p15A Chiba.gif

Plux-GFP-pMB1 Chiba.gif


Method


Result

Fig.Time Delay Test LuxI-LuxR
Fig.Time Delay Test LuxI-LasR
Fig.Time Delay Test LuxI-RhlR


さまざまなLux protein familyを発現させ、GFPの蛍光強度を測定した結果が左のグラフ

LuxRを発現させたとき、GFPは多く発現していることが分かる(Fig.1)が、そのほかのLasR,RhlRを発現させた場合、ほとんど蛍光強度が上昇していない。(Fig.2,Fig.3) つまり、遺伝子発現が活性化されていることが確認できなかった。



Conclusion

クロストークさせると、発現量が大きく減少してしまうのでタイムラグを確認できるほど遺伝子が発現がGFPでは確認できなかった

本実験では、LuxR以外のR protein familyには分解タグである,LVA tagがついていた。 LuxI->LasR->PLas,LuxI->RhlR->PRhlは元来発現強度が弱いので(1)、LVAの影響により、さらに発現が見えにくくなったと考えられる。

よってLasRとRhlRのLVAをとり、LuxI->LuxR,LasR,RhlRのクロストーク評価を行う必要がある。



Plasmid Copy number

Design

レシーバーとなるLuxR protein familyと、レポーターとなるGFPを含んだプラスミドのコピーナンバーを変えることで、遺伝子発現に時間差をつけることができると予想した。

Experiment

oriがpMB1のハイコピーベクターにのったBBa_T9002と、oriがP15Aのローコピーベクターに乗ったT9002バリエーションを使用した。

これらを比較することでコピーナンバーを変えることでの影響を調べた。

以下の遺伝子回路を使って、実験を行った。

Sender

LuxI-sender Chiba.gif

Receiver

High-Copy-Receiver Chiba.gif

  • Low Copy Receiver

Low-Copy-Receiver Chiba.gif

これらのほかにBBa_T9002にはChloramphenicol耐性マーカーを持つ空ベクター、Low copyバリエーションにはAmpicillin耐性マーカーの空ベクターをダブルトランスフォーメーションさせた。

Result

Fig.  Time Delay Test


Conclusion

コピーナンバーを変えても、発現量が大きく減少してしまう。

最終的な発現量が同じで、応答閾値の濃度が低くなるような変異LuxRを発現させることがレシーバーを変えてtime delayを起こすことに一番適している(?)

LuxR_mutant (Under Plannning)

Design

Fig.6 Location of the LuxR mutant in LuxR
Table.1 Seisitivity of LuxR mutants. Data modified from Collins et.al. Mol. Microbiol. 55, 712–723 (2005)


Collins et.al. described the hyper-sensitive variants of luxR to AHL.(Collins, C. H., Arnold, F. H. & Leadbetter, J. R. Directed evolution of Vibrio fischeri LuxR for increased sensitivity to a broad spectrum of acyl-homoserine lactones. Mol. Microbiol. 55, 712–723 (2005))

私たちはmutated Receiverを用いることで、AHL感受性の違う2種類(WTと変異体)のレシーバーを用意し、delay-timeのバリエーションを増やした。 (小林)





Home The Team The Project Parts Submitted to the Registry Reference Notebook Acknowledgements